穴埋め 2008/10/17 (Fri)

どうやら私は醜い類いの人間らしい。
今になって気付いた。

人の目が気になる。
感想が、評価が、感情が、思考が。
実際は知りたい人間の側にいるだけで大概の事は分かってしまう。それでも異様なまでに気にかかる。
根拠が無いからだ、自分の"勘"に対する。

何故、この気質を持ってしまったのか。
答えは容易に想像できる。愛情の慢性的な餓えだ。


評価が低いと嫌われる。
常に完璧に、常に当たり前の普通を。
でなければ誰も好きになってくれない。


こんなもの、愛情を享受されない可能性を恐れる子どもと同じだ。
馬鹿げていると言わずして何と言う？

いじめられ、失った6年間の精神発達の穴はとてつもなく大きい。
最大の原因はそこにあると知りながら、どうすることも出来ない。

失われた6年の精神を取り戻すのに、私は一体何年かかるだろう。
そんな事を考えて嫌気がさした。