米来たる。 2008/04/12 (Sat)

見づらいですが、お米です。
我が家に送られてきた小包みの中に入ってました。

君を見つけたときの第一印象、
「・・・食える？」

本物のようなので多分食べれると思われます。
でも食べずに今も我が家にひっそりと居候しています。


「食べる」といえば
本来なら食べられる運命にあったはずのこの子は、こういう形で今も地上に留まっているのですが・・・
人格を持たせたとしたら、どういう気持ちなのでしょう？

『お願い食べて～（嬉）』
『た～べ～な～い～で～（泣）』
『さっさと元の場所に帰せやっ！！（怒）』
『ここ何処！？（驚）』
『わしゃお気に召さんかのぅ？（←誰！？）』

まあ色々想像できますわな。

でも想像は想像なわけで、
結局この子の気持ちなど分かる訳でもなく、
動植物気持ち翻訳機なるものがある訳でもなく、

あったら食べれなくなりますが。

別に「サカナはぼくらを待っている」訳でもなく
「もずくはみんなの為に生きてきて」る訳でもないと突っ込んでみたりして。
実際どうなのかは分かりませんが。



米に痛覚や死の概念がないと想像仮定して、自分がこの子だったとしたら・・・
多分こう考える。


風は気持ちよくて
太陽はあったかくて
空はどこまでも青くて
雲はのんびりしてて
みんなと一緒に風に吹かれるのが楽しくて
背比べにかなり燃えて
よく虫と格闘したりして
鳥につっつかれたりして
あ、金色になってる！！って騒いで

いつもみんながいるあの世界は楽しかったのに、
あんなに幸せだったのに、

なぜそこにいてはいけなかったのか。




相手の気持ちは余分に知らないほうがいい。